カルロス・クライバー…無への足跡 エリック・シュルツによるドキュメンタリー・フィルム[DVD]

カルロス・クライバー…無への足跡 エリック・シュルツによるドキュメンタリー・フィルム[DVD]
2004年7月11日、世界的名指揮者カルロス・クライバーは彼の愛車でミュンヘンからスロヴェニア東部の小さな町コンシチャへと向かいました。アルプス山脈を経由し、別荘まで6時間の道のり。その間、車中のオーディオにはウィーン・フィルとのブラームスの4番が入っていたと言います。その前に世界中の友人たちに「別れを告げるための」手紙を書いた彼。長きに渡る闘病生活、そして2003年に愛妻を亡くしたことで精神的にも追いつめられていた彼の苦悩は計り知れないものがあったに違いありません。このフィルムはそんな彼の孤独かつ天衣無縫な道行を辿りながら、友人や証言者たちの言葉を交え、時には演奏シーンを挿入し、彼が創り上げた音楽そのままの、丁寧な作品として創造されています。2010年、クライバー生誕80周年にドイツのServus TVで制作された作品です。(※NHKで放送した「目的地なきシュプール ~指揮者カルロス・クライバー~」と同内容です。)

クライバーのベートーベン7番の映像を視たことがあるが、凄かったな。あれで音が出るんだよな。