うーん。

この記事からは詳しくはわかりませんが、一番ありがちなのは、ウテメリンとメテナリンということでしょうかね。31週の児が死亡ってのも、自宅出産だったから病院到着時にはすでに状態が悪かった、という以外に、何か要因は本当に無いか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060206-00000062-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060206-00000039-jij-soci

医療過誤>早産迫った女性に出産促進剤 未熟児の乳児死亡
 日本大学医学部付属練馬光が丘病院(東京都練馬区)が昨年9月、早産が迫った女性(32)に誤って出産を促す薬を処方したため、女性が未熟児を出産する事故が起きていたことが分かった。乳児は同病院など2カ所の病院で緊急処置を受けたが、出産の翌日に死亡した。警視庁光が丘署は緊急処置にも問題がなかったかを含め、乳児が死亡した経緯を慎重に調べている。
 調べや関係者によると、女性は昨年9月14日、早産の恐れがあるとして練馬光が丘病院に入院し、同22日、改善したとして退院した。この際、同病院は出産を促す「子宮収縮剤」を、出産抑制の「子宮運動抑制剤」と間違えて処方した。研修医がパソコンで発注する際、ミスをしたという。
 女性は3日後の25日午後、自宅で乳児を出産。乳児はいったん同病院で緊急処置を受けた後、都内の小児専門病院に転院し、死亡した。同署の調べでは、いずれかの病院で乳児の体内に挿入された気管チューブが、食道に入っていた疑いがあるという。
 練馬光が丘病院は「(薬の処方に)ミスがあった。赤ちゃんの死亡と医療行為がどう関係するのか、捜査の結果を待つ」とコメントした。小児専門病院は「適切な医療をしたが、死亡の原因は分からない」と話している。【鈴木泰広、川上晃弘】(毎日新聞) - 2月6日15時8分更新

日大光が丘病院で投薬ミス=早産の乳児死亡−警視庁
 東京都練馬区光が丘の日本大学練馬光が丘病院で昨年9月、早産の傾向があった妊娠中の主婦(32)に誤って子宮収縮剤を投与する医療ミスがあったことが 6日、分かった。主婦は自宅で男児を早産したが、男児は間もなく死亡した。投薬ミスは研修医が担当医からの指示を間違えたのが原因という。警視庁光が丘署は業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。
 調べでは、主婦は同病院で切迫早産と診断され、昨年9月14日から22日まで入院。本来は子宮の張りを弱める収縮抑制剤を渡されるべきところを、誤って陣痛を強める収縮剤が処方され、退院後ものみ続けた。
 妊娠31週の同25日に腹痛を訴え、練馬区の自宅で男児を出産。男児は同病院に運ばれた後、清瀬市内の都立病院に移されたが、翌26日朝に死亡した。 (時事通信) - 2月6日14時1分更新

研修医がミスしたらしいから。その研修医を吊るし上げますか? そういうことすると、やっぱり産婦人科に医者はこなくなるねぇ。やるべきことは、ミスは起こるという前提で、ややこしい薬(普通、産婦人科医は絶対間違えないけどね。研修医とか薬局とかは間違える可能性はゼロじゃないから)を他社製品に変える、ということなんですけどね。