何か納得いかないっていうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000001-spn-spo
何をどこまで知ってなきゃいけないのか。その線引きはどこでするのか。それを、「OB」とかいう人が、練習を止めてまで叱責しなきゃいけないことなのか。やっぱり、選手は、プレーしてナンボの世界ではないかと。

広岡巨人OB副会長 2軍ナイン一喝
 臨時コーチとしてキャンプに合流している巨人OB会副会長の広岡達朗氏(74)が13日、2軍の練習を中断させて、全ナインを一喝する異例の“事件”が起こった。
 発端は1軍のアップ終了後だった。原辰徳監督(47)とこの日、視察に訪れた400勝投手の金田正一氏(72)がベンチ前で談笑。そこに通りがかった内海哲也投手(23)に原監督が「この人、誰か知っているか?」と尋ねると、内海は「はい、金村さんです」と即答したのだ。慌てた同監督は助け舟を出すつもりで「何勝したんだ?」と聞くと、今度は「300何勝ですよね」。直後に指揮官は「教育し直します」と言うや否や、内海の頭をポカリ。この光景に堪忍袋の緒が切れたのが当の金田氏ではなく、広岡氏だった。
 巨人の永久欠番34の金田氏に対し“失礼”とも受け取られかねない発言に、すぐさま2軍練習場に移動。練習を中断させて全2軍ナインを招集すると「世代の違いで済まされる問題じゃない。歴史に対する不勉強にも程がある。過去に立派な人がいて巨人軍は発展してきたんだ」としっ責。さらに正力松太郎氏の遺訓「巨人軍は常に紳士たれ」を引き合いに「紳士たる者は先輩に対して敬意と理解を深めなければならない」と続けた。内海は「人間には間違いがあるもんだし…。でもかなりヤバいっスよね」と逃げるように宿舎へ。そのうちONを知らない新世代が現れるのだろうか?
 ≪カネやんも大間違い≫一方の金田氏も大間違いを犯していた。2軍ブルペンでルーキー辻内の投球練習を視察後、1軍グラウンドに戻ってきた同氏は上機嫌で清水に向かって「若いのにええ球を放りよる。すげえなあ、あの杉内っていうのは」。すかさず清水に「それは辻内ですよ。杉内はソフトバンク。巨人の選手の名前ぐらい覚えてください」と突っ込まれ、さすがに頭をかいていた。(スポーツニッポン) - 2月14日6時4分更新