荒川選手金メダルおめでとう。

引用する記事はフィギュアである以外あんまり関係ないです。
http://www.sanspo.com/top/am200602/am0221.html
ここのコラムは、ツッコミどころ満載の記事が出たりして、ある意味注目なんだが。
この事件は知っていたが、暗黙の了解とかあるのは知らなかったな。ま、トンデモ記者がいたってことかな。で、この記事は、どっちの味方なのか? 「心身ともに鍛錬してきたはずだ」って、お前が18歳の時に、どれだけのことが出来たっていうんだ? 同じ18,19歳でも、横綱貴乃花(当時貴花田)が、非常に落ち着いた物言いをしたら、「若者らしくない」とかバッシングしたりしたろ? 
他人の気持ちを思いやる、それだけでいいんだけど。今の日本は、それができないかな・・

大事な時期、プライベートな質問はいかがなものか
 女子フィギュアスケートトリノ五輪代表、安藤美姫が直前の記者会見で突然号泣したという。「亡くなられたお父さんに、何か誓ったことがありますか」という質問に対してだった。安藤は8歳のときに父親を交通事故で亡くしている。なぜ、こんな大事な時期に、プライベートに関する微妙な質問をしなければならなかったのか。
 五輪での選手取材は、公式会見しか機会はない。同じマスコミ人としては、なんとかエピソードを取材したいという気持ちは理解できなくはない。しかし、それは本番直前のピリピリし時期ではなく、日本にいて、まだリラックスしているときに済ませておくべきである。
 一昨年の全日本選手権でも同じ質問が出て、そのときも安藤は泣いた。以後、フィギュア担当者の間では、この件には触れないという暗黙の了解があったと聞く。それだけに、会見の最後にこの質問が出たとき、場は一瞬、凍りついたそうだ。質問者は放送の取材パスを持っていたというが、「ふだんまったく見かけない顔だった」と現地記者はいう。
 安藤が泣き出したのを見て「何か悪いこと聞きました?」と聞き返したというから、タブーであることは知らなかったらしい。知らないのは仕方ないにしても、その場の雰囲気さえ読めれば、無遠慮な質問はできなかったろう。ただ、一言いわせてもらえば、こういう場所で安藤に涙を流してほしくなかった。
 五輪では何が起きるかわからない。どんなことにも対応できるように、心身ともに鍛錬してきたはずだ。直前の涙はほかの選手にも影響する。質問者をにらみ返すぐらいの、強い気持ちを見せてほしかった。(サンケイスポーツ 今村忠)