それでも大変

防衛医官来月着任へ/北部病院産婦人科
沖縄の例の病院に、医師が派遣されるようだ。
全部の分娩が戻ってくるのかは知らないが、1000件の分娩の緊急を3人で365日24時間カバーするのは大変だよな。当分は、搬送症例に限定した扱いにした方が無難と思うが、住民はどんどん受診してまた潰しちゃったりするんだろうか。
「当然、二十四時間体制での常勤医療体制になるものと考えている」
って公言しているくらいだから。

防衛医官来月着任へ/北部病院産婦人科
24時間診療復活/県内からも2医師調整
 政府は二〇〇五年四月から休診している県立北部病院産婦人科に、防衛医官一人を派遣する方針を固めた。琉大付属病院などから、産婦人科医が二人派遣される方向で最終調整が進んでいることも分かった。実現すれば休診前の医師三人体制が一年ぶりに復活、二十四時間の診療体制が可能になる。着任は五月の見通しだ。防衛医官防衛医科大学校の教官から人選、自衛隊那覇病院所属で勤務先を北部病院とする方向で検討している。
 県立北部病院産婦人科は〇五年三月まで医師三人が勤務していたが、辞職や派遣元に戻るなどし、後任も見つからなかったため、同年四月から休診している。
 北部地区の分娩件数は年間一千人。開業医は名護市の二カ所だけで、緊急事態には県立中部病院(うるま市)まで救急車で搬送している。
 県立病院課によると、二月末までに中部病院への搬送件数は七十九件。搬送途中の救急車内で出産したケースもあった。
 岸本建男前名護市長ら北部の十二市町村の首長は、住民の生命を守る立場から産婦人科医の確保を要請していた。防衛庁内には「全国の自衛隊病院でも医師不足が深刻だ」(幹部)などの理由で防衛医官の派遣を困難視する見方もあったが、米軍普天間飛行場の代替施設受け入れに合意した名護市への配慮を優先した格好だ。
 北部広域市町村圏事務組合理事長の島袋吉和名護市長は「若い女性だけでなく、北部全体の住民にとって朗報だ。当然、二十四時間体制での常勤医療体制になるものと考えている」と歓迎した。
 県病院事業局の知念清局長は「正確な報告は受けていない。本当であれば素晴らしいこと」と喜んだ。