医療過誤に強い医療家

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060622-00000208-kyodo-soci
お金の使い方に文句はいいませんが。
医療過誤に強い法律家を作るのがいいのか、医療過誤を少なくする方に投資するのか。考え方はいろいろだと思う。
医療側も、医療過誤に強い医療従事者を養成したらどうでしょう。訴訟対策に長けた医師。多分、心ある医療とは対極のところに行ってしまうだろうけど。それが国民の望みなら、仕方ない。

医療過誤に強い法律家育成 南山大、両親からの寄付で  
 医療過誤で22年余り療養生活を送り、43歳で死亡した愛知県春日井市の稲垣克彦さんの両親が、克彦さんの母校南山大(名古屋市)に1000万円を寄付。大学側は22日、両親に感謝状を贈り、医療過誤に詳しい法律家を育てる研究所を来春、法科大学院に設置すると発表した。
 大学での会見に出席した父親の克巳さん(76)は「勉強が好きだった息子は無念だったと思う。医療事故に詳しい法律家がたくさん出てきてほしい」と話した。
 大学側は寄付で「稲垣克彦基金」を創設。法曹実務教育研究センター(仮称)では、弁護士に必要な面接や交渉の技術など実践的な教育や研究を行う。弁護士会と連携し、医療事故などの法律相談にも応じる。(共同通信) - 6月22日19時22分更新

<追記>この方は、3000万円を医療事故を起こした名大に寄付したらしい(6月27日付)。バランス感覚としてはいい話。