再起にやさしい社会

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060707-00000011-dal-ent
そういう意味ではないと思うが。
まあ私もバッシングしている一人であるが、例えば中学時代とかに万引きが流行ったりしたときも、「悪いことはいけない」と絶対に加わらなかったり、カンニングが流行ったときも絶対に人に解答を見せたりはしなかったし、とにかく真面目に一生懸命頑張っている人が報われないような社会ではいけないと思う。
何年経ったから時効、というのではなく、軽々しくああいったことを口に出来るのが問題なのであって、もし活動再開したとしても、このように軽々にコメントを出すものではない。週刊誌に激白、とか自叙伝執筆、とかいうこともなく、墓場まで持っていって欲しかったが。まあこんなに熱くなることもないか。

あびる優「芸能界辞めようと思った」
 4日に20歳の誕生日を迎えたタレント・あびる優が6日、昨年2月に起こした“集団窃盗”騒動について初めて当時の心境を激白した。事務所からは芸能活動自粛処分を受け、昨年は活動らしい活動をしていない。20歳という区切りを迎えたあびるが、一連の騒動にけじめをつけ、新たなる飛躍を誓った。
 昨年2月、あびるが出演したクイズ番組での発言が物議を醸した。当時18歳だったあびるにはネット、電話…ありとあらゆる所から情け容赦のない言葉が浴びせられた。
 「自分の責任であることを周りに任せて、責任を持ち切れていなかった。何も考えなさすぎた。カメラの向こうで見て、感じている人が、いっぱいいるんだなって痛感した」
 自分の言動が起こす波紋を予測できなかった未熟さ。活動自粛中も厳しい非難にさらされる中、あびるは追い込まれていったという。
 「だれの顔も見たくなかった。(謹慎中に)辞めようと思って事務所に言いに行った」
 引退まで考えた。親友が毎日激励に訪れたが、あまりのバッシングの激しさに恐怖さえ覚えたからだ。思いとどまったのは母の言葉。「悔しいと思うなら、もう一度頑張りなさい。今あなたが選ぼうとしている道は一番簡単な選択。悔しさに対する行動ではない」という叱咤(しった)だった。
 思い直した。そして自粛期間を経て、あびるはここまで思えるようになった。
 「『いつ辞めてもいいや』って気持ちがどっかにあったけど、仕事ができなくなって『この仕事が大好きだったんだ』て気がつきました」
 そして、20歳になって誓う。
 「世間では成人なんだから責任を持たなくちゃいけない。ファンの人と触れ合うイベントもやりたい。演技も少しずつ頑張ってみたい。20代のうちに結婚もしたい」
 胸につかえる思いを吐き出し、あびるは第2のスタートラインに立ったようだ。(デイリースポーツ) - 7月7日11時5分更新