司法ビジネス

全部が全部こういうことではないにせよ、こういうことが一部ではありそうでコワイ。
掲示板より。

最近分かってきた医療分野の司法ビジネス。
・ミスであろうがミスでなかろうが高額の慰謝料を患者側の弁護士がふっかける。例えば、70歳とかのもう役に立たない年寄りの患者で1億円とか。
→このときとにかく高額にふっかけることが大事。

・次に地方裁判所で裁判官が思いっきり患者寄りの判決を出す。賠償金額も1億円ふっかけて7000万円くらい出す。判決理由は何でもよい。医学的に間違っていても平気。
→これで患者側の家族は大喜び。「さすが弁護士様!見たか腐れ医者!弁護士万歳!」となり、まず患者側の弁護士が弁護士報酬をゲットする。ここで最初に高額の賠償金をふっかけたのが生きてくる。

・そして当然病院側が控訴する。今度は、病院側の弁護士も少し本気になり、裁判所の裁判官も地方裁判所よりは少し本気で考える。医療者側が正しければ、患者側の逆転敗訴になり、賠償金は大きく引き下げられる。
→病院側の弁護士は賠償金を引き下げることができれば、その引き下げた分の一定の割合が報酬になる。これで今度は病院側の弁護士が報酬をゲット。ここでも最初に賠償金を高くふっかけているのが生きている。つまり患者側の弁護士も病院側の弁護士もグルということ。

・これで最高裁判所まで争うなら争えばよし。ここはガチの裁判となる。ただし結果が出るまでに、10年15年かかるので正直弁護士たちに儲けはない。面倒なだけ。名前を売りたい弁護士たちが頑張るだけ。医者の世界でいう大きな学会発表みたいなもの。

地方裁判所の裁判官は、患者寄りの判決を出し続けていればいずれは裁判官を辞めて弁護士になったときに医療裁判で依頼人への受けがいいという形になる。

・よって、患者側の弁護士・病院側の弁護士・裁判官の法曹グループは裁判でみんなおいしい思いをしているというのが、司法ビジネス。