わかりにくいね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070117-00000234-mailo-l32
えーと、最初はショボイ腹腔鏡の手術の事故かと思ったら、どうもレゼクトスコープらしいという噂。まあ何がホントだかはわからんけど。
ただ、読んでて分からない記事ってものなんだかなぁ、という印象。アメリカの新聞で一般の方々に向けた医療関係の記事とか読むけど、我々が普通に読む英文の医学論文と何ら変わらない単語とか表現が使われてたりする。ってことは、新聞でさえもキッチリ書いてる、ということだろう。日本の新聞にそれを望むのはもうムリなんだろうか。
まあでもいろんなソースをあたると、出血量は4000mlオーバーだったりいろいろ手術自体にも問題がないわけではないらしいので、それはそれで検証すべきなんだろうけど、報道は現場と国民との情報の橋渡しができるんだから、誤読されないようにして欲しいよね。
以下は記事。

医療ミス:内視鏡手術、腫瘍と間違え腸を切除−−島根大病院が謝罪 /島根
1月17日15時1分配信 毎日新聞
 島根大医学部付属病院(出雲市)で昨年6月、30代の女性患者に子宮筋腫(しゅ)の手術をした際、40代の産婦人科医師が腫瘍(しゅよう)と間違えて腸を切り取るなどのミスをしていたことが分かった。女性は足のしびれなどを一時訴えたが、今は回復しているという。
 同病院によると、内視鏡を使い電気メスで腫瘍を切り取る手術中、医師が誤って子宮に穴を開けたことに気付かぬまま、腸の表面を腫瘍と間違えて切除するなどした。約1時間後に女性が吐き気を訴えたために手術を中断。多量に出血したため開腹したところ、小腸や直腸、動脈などが切除されたり損傷していた。
 同病院はミスの公表について「患者側の意向で公表しなかった」としている。小林祥泰院長は「患者には病院側の過失と認めて謝罪した。再発防止策に取り組みたい」としている。【細川貴代】