春の嵐

産科ブログ界、いや医療ブログ界の良心ともいうべき、http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/。常に、医師としての誇りに満ちた、高い見識の意見が充ち満ちていて、私も尊敬していたブログですが、とうとうこの時がやってきました。

何だか、流れは加速度的に医療崩壊に向かっていて、沈没船から皆が一斉に逃げ出している末期的状況なのかもしれません。

この大きな流れを変えるのは、もはや不可能なのかもしれません。

医療崩壊後、一面焼け野原から出発して、いかにして復興していくのか?を考えた方がいい所まで来てしまったのかもしれません。

復興に向けて、皆と一緒に元気でしっかり頑張れるように、今はあまり無理をしないで、できるだけ体力を温存しておいた方が無難なのかもしれません。

先生、勝手に引用してすみません。でも、ついに先生がこうおっしゃるときが来たのだな、と深い感慨を抱きます。事情の細かい分析と討論は、いつもお世話になってます2007-01-24をお読み下さい。
私が医療問題を結構細かく書き出したのは、例の福島事件の直後くらいなので、まだ丸一年経ってない時点でのこの医療崩壊の有り様です。政治は無策だし、厚生労働省も特に抜本的な対策は取らないみたいだし(というより抜本的に認識が違うので・・・)、多分、これは、黙っているけど国の既定路線なんだろうなと思えて仕方ないです。国民の皆さんは、どうしたいのでしょうか? Yosyan先生のブログの非医療従事者の方のコメントが、国民の認識を如実に表していてイタイですね・・・