しっかりやって頂きたい。

ちょっと遅れた記事で恐縮ですが。
日本産婦人科医会に抗議文/無資格助産反対の市民団体/Web東奥・ニュース/20070213
君が言わなきゃ誰が言う、という団体が、抗議の名乗りをあげて下さった。有り難いことだ。で、

元代表横浜地検の判断について、検察審査会への申し立てを検討していることも明らかにした。

とのことなので、ブラフではなく、是非本当にやって頂きたいと思う。で、厚労省通達の有効性とか、医師法保助看法の解釈など、徹底的に議論して頂きたい。その結果には従いましょう。ただ、判決を待っている間の医療をどうするか、という問題もあるのだが。現場はもう待ったなしだしね。で、

助産行為に関するガイドラインを作成するよう求めた。

これは意図するところが不明。お産に関する限り、何もかも助産行為、というのが厚労省の解釈なんだから、何でも助産師にさせる、ということで厚労省の立場は決まっているのでは? 何のガイドラインが必要? 
そのうえで、遵法闘争、ということで、全国の「無資格助産行為」を行っている産院が一斉に分娩取り扱いを辞する方向が一番効果的だと思うのだが。ただ、一度分娩を止めてしまうと、復活するのはすごいエネルギーが必要なのだけど。
<追記>Yosyan先生がより論理的で煽りのこもったエントリを立てられたのでトラバ。やっぱ遵法闘争だな。

陣痛促進剤による被害を考える会の○○○○代表の抗議に従い、法の精神に基づいて今後の分娩は○○に制限させて頂きます。

これがイイ! まだ後ろから刺されたくないので、代表名は仮名にしました、ってこのエントリで出してるがな。
以下は記事。

日本産婦人科医会に抗議文 無資格助産反対の市民団体
 堀病院(横浜市)の無資格助産事件で、横浜地検が前院長らを起訴猶予としたことを受け、出産事故の被害者らでつくる「陣痛促進剤による被害を考える会」(出元明美代表)は13日、地検の判断後に日本産婦人科医会が発表した声明の撤回を求める抗議文を、同医会に提出した。
 声明は「(看護師らによる助産行為を禁じた)厚生労働省課長通知を撤廃した上で、周産期医療の望ましい姿が実現できるよう努力する」との内容。
 厚労省で記者会見した出元代表は「横浜地検は堀病院の違法性を認めている。産婦人科医会は通知撤廃を求めるのではなく、法に基づき医療体制の整備に取り組むべきだ」と指摘。助産行為に関するガイドラインを作成するよう求めた。
 出元代表横浜地検の判断について、検察審査会への申し立てを検討していることも明らかにした。(共同通信社