で、結局

asahi.com:看護師「内診」のガイドライン削除 産婦人科医会HP - 暮らし
産婦人科医会、弱っ!!。まあでも、看護師に「子宮口開大計測」を認めて、ヘタに産科医療の延命をはかるより、ハッキリしてよかったのではと思う。というわけで、厚生省通達&JBM的に、

  • 十分な数の助産師がいる。
  • 4人以上の産婦人科医がいる。
  • 小児科も常駐。
  • 麻酔科医も常駐のうえ、30分以内に帝切可能。

等々の条件を満たさない産院は、すべて閉鎖、という方向でFA? 最後の一つが強烈なので、そんな施設各都道府県に一つあるかないかだとは思うが。なのに、これらを全く満たさず医療的にかなり危険な助産院が公認されていて社会的にもあまり糾弾されてないという矛盾。この社会はどこまでダブルスタンダードなんだ?
以下は記事。

看護師「内診」のガイドライン削除 産婦人科医会HP
2007年04月03日20時48分
 厚生労働省は3日、日本産婦人科医会(寺尾俊彦会長)に対し、ホームページ(HP)で、看護師の内診が認められたと、誤った解釈もできるガイドラインを掲載しているとして抗議した。医会は「会員の疑問に答えるため掲載したが、厚労省との相談が不十分だった」として、ページを削除した。
 厚労省は2日、看護師の「内診」を禁じる通知を都道府県に出している。しかし、産婦人科医会は同日付で「産婦に対する看護師等の役割に関するガイドライン」をHPに掲載。医師の指示監督の下ならば分娩(ぶんべん)経過中の観察はできるとして、注意点を列挙していたほか、同省の了解のもとで作成したとしていた。
 この内容に、厚労省は「内容に関する相談を一切受けていない」としたうえで、「通知で禁止した看護師の『内診』に該当する可能性があり、現場を混乱させる」と、医会に削除を要請した。
 医会の木下勝之副会長は「掲載は取りやめたが、助産師不足は深刻化しており、お産が立ちゆかない現状に変わりはない。ガイドラインについては今後、慎重に協議していきたい」と話した。