研究発表会inゲティスバーグ

昨日の記事にも書いたが、職場主催の1泊2日慰安旅行と思ったら研究発表会。場所はゲティスバーグ。英語ではGettysburg。「人民の人民による・・・」のリンカーンなところね。
木曜日の早朝7時に集合して、バスで出発。会場は比較的高級リゾートホテル。着くなり、午前中のセッションが始まるのだが、講演は当然英語だし、朝も早かったので、爆睡。何しにいったんだか。昼食は、あんまりおいしくない。みんなはどう思ってるんだろうな。
午後は、講演を聴こうかなと思っていたら、同僚に「どっか行こうよ」と誘われるままに、会場から逃亡。何か学会とか来るたびに似たようなことしてるよな。行った先は、当然ゲティスバーグの古戦場。Battle Fieldですって。そのままじゃん。で、歴史的史跡といっても、基本的には何も無い。だって古戦場だもん。こんな感じ。

本当に何もない。車で回れるコースがあって、それに従って回ってみる。2時間コースと3時間コースがあるが、時間も無いので2時間コースを選択。The confederateとthe Unionに分かれているのだが、同僚のアメリカ人に、「confederateってnorth teamか?」と質問して失笑される。だってセンター試験地理だもん。高校の時に習った世界史はヨーロッパ史で、アメリカ史なんて知らないもん! と心の中で言い訳してみるが、じゃあヨーロッパ史なら詳しいかというのはまた別の問題。
まあそんなわけでゲティスバーグの古戦場をクリアして、会場に戻る。夕方はポスターセッションで、自分のポスターの前に立ってなきゃいかん時間帯があるのだが、ひっきりなしとは言わんまでも、それなりに質問もあって、応対に苦労したもんで。質問の内容が分からないのは致命的だよな。何度も聞いて確認してみる。同僚の先生からは、「質問内容が理解出来ないときは、聞き返すことをhesitateしてはいけないんだよ」とアドバイスされるけど、聞き返すにも限度があるってもんだろ、とも思う。まあとにかくポスターセッションをこなして、夕食。夕食もバイキング。まああまりウマイとも思わないが、とにかく食う。
夕食後、カラオケパーティがあるのだが、またしても同僚に「外出しようよ」と言われて、またゲティスバーグの市内へ。Ghost's Walkなる、お化け屋敷みたいなのに入る。Speakerのじいさんの語りを楽しんで怖がる企画のようだが、英語が半分くらいしか分かってない私としては、怖がらせてるんだろうなというところまでは理解するが、怖がるところまではいかないのが悲しいかな。その後、映画を見に行こうというので映画館へ。8ドルなら安いのか。演目は、女子たちが観たいと言うので選択された「Blades of Glory」なるコメディー映画。まあ映画なんて、言ってることが分からなくても大体のストーリーは分かるが、アメリカ人と同じタイミングで笑うのは難しいな。3割くらいのポイントでは同時に笑いをヒット出来たと思うが、まだまだ遠い道のりだ。登場人物の中で、Jenna Fischerという女優さん、以前に「ER〜緊急救命室〜」で見かけたような気がしたが、調べても出演歴は無いし、やっぱりガイジンの見分けは難しいというか、単に好みだっただけという考え方も出来ないでもない。
部屋に帰ると23時30分過ぎ。同室の若い同僚はさらに出かけていったが、オジサンはもう寝ます〜。
翌日の金曜日は、血圧が高い私もいつもより遅く7時起床。8時に朝食。朝食の卵やらベーコンやらはおいしい。失敗してない。っていうか失敗しないだろ普通、みたいな感じ。朝のセッション、最初の講演は面白かったが、次のシンポジウムは爆睡。やっぱ、内容に敏感に反応してしまうらしい。昼食を食べて、またバスに乗って、夕方に職場に戻る。お疲れさま〜。