休日特別企画・俳句大会2
アメリカは月曜日も祝日なもんで、まだ勝手に続き。私のブログにしては珍しく賑やかなコメントの中、新作のみを抽出。川柳より、狂歌の方が多くなっている。
Bugsy先生作
嫁が去り 糞尿こもれし我妻の 部屋にて待たん医者がくるまで
医者を撃ち 根絶やしにせんと我が妻も 医者が出て来い 困った夜は
医者が逃げ 流れて速し隅田川 いづれ無くなる都内の救急
今もまだ 医者が来るぞと市長が言い まだまだ薦めるハコモノ行政
小野小町を愛するYosyan様を慮っての一首
春過ぎて 夏来るらし息絶えた 医療を干したり奈良の大淀
さらには
福島に 医者を踏みつけ鳴くポリス 声聴く時も後はしらまじ
最後に琉球の島守の詠める歌
我を刺す 島人の声猛々し 奴らは知らずや 医者はもう来ぬ
山口(産婦人科)先生作
「人を助けて裁かれよとて35までを育てしや」
「厚労省は戦いに御自らは出でまさね」
雪の夜道 先生作
昨夜の救急 品川一郎 品川二郎 今日は三郎 来るのかな
夜間救急 夫婦生活 思い出し 夫婦喧嘩の 頭部縫いつつ
bamboo 先生作
出遅れて アラシの後に 参加するなり
ピンポンと 押せば出てくる レストラン 医者も同じ すぐに出てこい
アク禁に 出来たらいいな 病院も
ありがとう 言われりゃ医者は 木に登る
始めると 癖になるんだ 川柳は
Bugsy 先生作
あさぼらけに詠める歌
おらが町 おらが病院 おらが医者 死ぬまで働け次はすぐ来る
カルテなど 書く暇無いよ救急外来 書けば改ざん書かねば隠蔽
産科医を いじめて囃す大和川 もう奈良県のお産あらまじ
やれ撃とう 医者を手篭めに足蹴りに どうせ税金やつらは奴隷
ファミレスも フランス料理をなぜ出さぬ 僻地病院 先端医療
医者が寝る 医は仁術と人は謂う ならば出て来い休日診療
東風(こち)吹かば 思い起こせよ我が女房 僻地に10年都の香り
医者さそう 金よりもなお我はまだ 都会のかおりをいかにとやせん
「誰が殺した駒鳥を」のフル・バージョン(読み人知らず)
長いのでリンクhttp://d.hatena.ne.jp/shy1221/20070527/p1#c1180242326
Bugsy 先生作
忍ぶれど 色に出にけり我が悔いは すぐ辞めてやる 公立病院
僻地の産科医 先生作
「なぜ医師と いうことだけで 叩かれる」
「やあ今日も 当直明けだよ 日が黄色い」
「医師なんて ブルーワカー まあいっか!」
「どこみても 理想の勤務先 おちてない」
「あっちもこっちも 人たらぬ」
<追加>Late breaking abstract?
雪の夜道 先生作
「大学の 学生達や 知りたもうか 最果ての地は 煉獄たるや」
774氏 先生作 兵庫部門
「注意1秒 訴訟一生」
皆さん、言葉の使い方が上手ですね。なかなかに頭の回転のいい人たちが多いんだと思います。その能力と時間を別のところ(ry
それぞれにコメントとかつけたかったんですけど、多すぎてムリ。何か思うところある人はコメント欄でどうぞ。