イタイ人たち

いつもお世話になってます首都圏産科崩壊 分娩予約の「キャンセル待ち」=「流産待ち」の場合もあるのに、「キャンセル待ち」が通って「ラッキー!」他人の不幸に思い及ばないのはシアワセなのか@朝日新聞千葉版→追記あり: 天漢日乗で知りましたよ。
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000230706300001
http://megalodon.jp/?url=http://mytown.asahi.com/chiba/news.php%3fk_id%3d12000230706300001&date=20070702204135
まあどういうことかと言うと、天漢日乗さんによれば、bay fmの人気DJの方が、妊娠中で、分娩場所を探してたら、誰かのキャンセルでようやく入れた、という話。誰かのキャンセル、がどういう事態か想像もせずに、やったーって喜んでる、というイタイ話。
分娩予約がキャンセルになる事態は大きく二つ。里帰り出産やら何やらで、二つ以上の産院・病院を予約してたのを、どれか一つに絞ったために出たキャンセル。もう一つは何らかの原因で妊娠が早々に終わってしまい分娩まで辿り着かなかった場合のキャンセル。この御時世で、二つ以上の産院・病院を予約出来る事態っていうのもかなり珍しいから、多分後者の原因だろな、と推測される。いや仮に流産とか早産とかでキャンセルになったわけじゃないとしても、誰かのキャンセルのおかげで取れた分娩予約を新聞の連載に書くほどでは無いよな。書いたとしても、「『ラッキー!!』と心の中で大きくガッツポーズ。」とか、「なんだか教習所の予約を思い出しちゃいました。」とか書くのは、何だかイタイ感じがするよな。ま、世の中、周りを思いやれない人が増えてる、ということで、自戒を込めて。

<追記>このDJの方、連載してるみたいで、いろんな記事が読めるのだが、中に、
asahi.com:「共感力」もっともっと磨きたい-マイタウン千葉
っていうのがあったよ。ホント。「共感力」を磨いて欲しいもので。

<追記2>Webからサクッと当該記事削除です。クレームついたのかな。そうなるまで気付かない新聞社側の掲載基準がよく分からないけど。新聞社の方の「共感力」を磨かなきゃだな。