人を使うということ。
ヒラのポスドクだったのに、いきなり二人も部下がついてしまってさあ大変。言葉もあんまり通じないし、イマドキの若者だし。ただ、研究をしようっていう若者は、本当のイマドキの若者(?)よりはかなりマシなのかも知れないが。
私のやってる仕事は、他の人の仕事もそういう部分はあるだろうが、単純作業の繰り返しが多い。そして、そんなに難しくはない。だから、やってる最中は、ハッキリ言って楽しくはない。でも、このプロセスをきっちりこなさないと、データがぐしゃぐしゃになってしまうので、簡単な仕事の繰り返しをミスせずにキッチリやる、ということが重要になる。で、イマドキの若者たちは、おしゃべりしながら楽しくやってるようだが、集中力も散漫になるので、どうしてもミスが出る。
医療の世界も、大部分は簡単な仕事の単純作業の繰り返しで、その中で、普段とのかすかな違いを感知して診断につなげる、ということなんだろうと思っている。特殊な手術や手技もあるが、それだって元は単純な動作から成り立っているハズ。私の仕事を手伝ってくれている彼らは将来Medical Schoolへ行って医師になろうと志してる人たちである。だから、今やってるこの単純な作業を彼らがキッチリこなすということは、彼らのためにもなるハズなのだ。彼らが犯したミスを、怒らないで、上記のような思いを含めて伝えるにはどうしたらいいか、この夏の間にどこかでやらねばなぁ、と思案するところである。でも、エイゴで言わなきゃいかんのだよなぁ・・・・