モデルケース

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 寄付3千万円で医師2人派遣、兵庫県が鳥取大医学部に依頼
これって、派遣出来る医師がいれば、って前提。数が足りない場合は、優先順位を上げてもらうことになるのかな。金で叩き合い、って様相を呈してきましたね。
で、研究費名目だから、医局というか大学にお金が入って、医師本人にはお金が行くわけじゃないから、昔みたいに医局の権限が強ければ医師派遣も可能だけど、弱体化してた場合にはムリ。
でも、医師の年俸を上げようとすると、毎年出さなきゃいけなくなるから、3000万円の寄付一回で済むなら相当安上がり。でも毎年寄付するなら財政的にも大変。今後どうなるか。
これが「へき地の医師不足に悩む自治体のモデルケースになる」のかどうかは不明。私はあんまり効果的とは言えないと思うけど、これで医師がきたらいいですね。今後、激しくなる医師獲得競争の中で、空気読めてない自治体とかがどんな奇策を出してくるか、wktkですね。今のところ、東北某県の「馬一頭」(でも月6万円超の維持費は自腹ね(はぁと)!)以上の奇策は出て来てないかと。

以下は記事。

寄付3千万円で医師2人派遣、兵庫県鳥取大医学部に依頼

9月4日9時9分配信 読売新聞

 医師不足が深刻な兵庫県養父市の公立八鹿(ようか)病院(約420床)に、医師2人を派遣してもらうため、兵庫県鳥取大医学部(鳥取県米子市)に研究費名目で3000万円を寄付することがわかった。

 総務省によると、長崎県などが地元の国立大に寄付して医師派遣を受けたケースはあるが、県境を超えた派遣は異例という。兵庫県は「へき地の医師不足に悩む自治体のモデルケースになる」としており、新たな医師確保策として注目されそうだ。

 八鹿病院は、養父市香美町が作る組合が運営する但馬地域の中核病院。しかし、県内の医大医師不足を理由に派遣医師を引き揚げ、2004年に52人いた医師は43人に減少し、お産の取り扱いもできなくなる事態に陥りそうになった。