遠くへ行く日

もうすでに遠いところに来てるわけですが、さらに遠いところへ行くと。
昨日のオーロラツアーから帰って来たのが今朝の早朝だったもんで、思いっきり朝寝坊する予定だったけどやっぱり8時には起きてしまう小心者。ホテルのレストランでBreakfastを頂く。午前中はダラダラ。でも11時にチェックアウト。12時までロビーでボーッとしてたら、午後のツアーのお迎えがくる。今日の午後は、北極圏日帰りツアー。日本の代理店を通しているけど、Warbelow airの人がお迎えに来て、以降会話は英語、なので、手数料取られる分、直接この会社に申し込んだ方がいいのかも知れない。
13時発で、目的地はAnaktuvuk PassというBrooks山脈の北側にある小さな集落。出発を待つ間、お迎えをしてくれたドライバーのオジサンによる、アラスカの地図を前にしたありがたい講義がある。人口はどんだけで、この地域はどうで、という感じ。で、目的地は当然北極圏なんだけど、森林限界よりもさらに北側だから、植生が変わるのをよく見ておけとか、結構細かいアドヴァイスがある。で、話をしながら、日本からもたくさんお客が来るけど、みんなあんまり英語分かってないんだよね、君は大丈夫みたいだけど、みたいなことを言われる。いや、私だって、あーはーとか、ぐーっど、とか、りありー?とか、適当に相づち打ってるだけなんですけどね。まあでもこのオジサンの英語はすごく聞き取りやすくて助かった。
さて、飛行機は定刻より30分遅れでスタート。最初に、Allakaketというところに立ち寄って、荷物をおろす。その後、目的地のAnaktuvuk Passへ。1時間30分、400kmくらいの距離。着いたら、そこは確かに木の生えない地域であった。サバンナ?ツンドラ? すんません、地理は苦手だったので*1・・・荷物の積み降ろしをしている間、一人でバシバシ写真を撮る。気温は、-15度くらい。そんなに寒くはない。今の時期にしては異常気象らしいけど。
帰りの時間になると、もう日の入り。暗くなると、もう景色としては何もわからないなぁ。闇の中に光るフェアバンクス空港に帰って来たら、もう17時30分。余裕を持って押さえていた飛行機の時間、結構ぎりぎりだった。
フェアバンクスからアンカレッジへ移動。アンカレッジ空港でアラスカ地ビールを堪能。ここからの飛行機は、US Airwaysなんだけど、出発が朝の2時前なんだな。待合室でボーッと待つ。長いな・・・仕事すればいいんだろうけど、なんか頭回らない感じ。寝て待ってたら置いて行かれそうだし。やっぱり、アラスカ2泊4日はしんどいな。もう若くはないということか・・・

*1:今を思えば10数年前、センター試験を受けた時、800点満点のうちの全失点の4割が地理による失点でしたとさ・・・