コミュニケーション

文章を読んで、問いに答える、とかいう入試レベルの話だけじゃなくて、Blog内でのやりとりでもそうなんだが、自分の説を主張するのはいいんだが質問に答えてないとか、聞かれたことにちゃんと答えるスキルが低い人たちが最近多いような。KYとかいう単語が流行るのはいいんだが、空気だけじゃなくて問いも読めよ、とそんな気がする。ま、私も気の利いたコメントを返せないでいるので、人のことは言えないワケだが。
いやね、さっき読んだブログで、大きなテレビを買う買わないという話で、ブログ主さんが「こういう機能とこういう機能が欲しいんだが、両方入ってる機種はなかなかないんだよねぇ」と話してたら、コメントで、「テレビにそんな機能はいりません。液晶テレビはこうあるべきだと思います。そういう観点で選んだ機種はコチラ」みたいなことが書いてあって。ブログ主さんがその機能が欲しいって言ってんだからお前の意見は聞いてないよ、みたいに思ったもんでね。まあそういうのはスルーするのが一番なんでしょうが。
かくいう私も、質問に対する返答というのはあんまり得意では無くて、学位審査の時なんかは審査委員先生の質問に、まあ例えていえば、ヒット性の当たりを放ったものの何故かバッターランナーはダッグアウトに戻って裏口からスタンドにあがって観客席上段から一気に駆け降りてフェンスを飛び越えファールグラウンドから一塁に到達、みたいな答え方をした思い出もあって。守備の人たちがのんびりしていたので、一応セーフになったんですけど。質疑応答をもっと鍛えよう、と思ってはいるんですが。なかなか難しいですね。こういうことがスッキリと出来る人たちも世の中にはいらっしゃるので、羨ましい限りではあるのですが。