その程度の認識

産科医療のこれから: 大野事件にまつわるニュース その2
コメント欄。

高校の教員です。本校は医学部進学希望者が多い学校です。この事件に関する記事を進路指導に役立てています。医学の現状を生徒に知らせ、進路を考えさせるようにしています。医者は大変な職業であること、責任が重い反面、失敗したときの社会の批判が大きいこと、裁かれる側ではなく裁く側になった方がよいこと、等を伝えることで、安易に医者などになるな、と指導しています。


投稿: ○○ ×× | 2008年9月12日 (金) 08:53

内容がホントなら、日本のいわゆる進学校の教育はオワッテルな。「裁かれる側ではなく裁く側になった方がよい」なんて、教師の口から言うことじゃないっしょ。いや、本音はそうだけどね。「安易に医者などになるな」これは正解だけど、みんなが思ってるほど儲かる職業じゃないことも教えといて下さいね。ちなみに、職業名は医者じゃなくて医師ですのでそこんとこヨロシク。
まあでも、医者よりも法曹関係者になる方がたぶん圧倒的に難しいので、進路指導としては適切じゃないと思う。本当に優秀な進学校の生徒、それも医学部を狙える理系の生徒で、その彼か彼女がもし数学がとても好きなら数学科に、物理がとても好きなら物理学科に行って、日本のサイエンスを支えて欲しいところです。優秀な頭脳がみんな医学部に行ったら、日本の科学が崩壊します。ま、国からの補助という点ではとうに崩壊してるのかも知れませんが。