発売中止?と発売予定

「誰が「医療崩壊キャンペーン」を仕掛けたのか(仮)」
ハードカバー: 224ページ; 出版社: WAVE出版 (2009/1/15); 言語 日本語; ISBN-10: 4872903668; ISBN-13: 978-4872903669; 発売日: 2009/1/15

は、Amazonのリンクが消滅しました。出版社のHPにも情報ないです。著者が前提条件としてたようなことが崩れて、内容を維持しきれなくなったのかなぁ、とか邪推してますが、昨今の「ネット医師」がらみの新聞記事等をみると、「ネット医師」の圧力で発言・出版しにくい状況になった、みたいな主張だったらなんか微妙。言論の自由はありますから、自由に出版して頂いて、そのうえで討論すればいいのではと思いますが。
代わりに、こちらは予定通りのようで。

ネットで暴走する医師たち
単行本(ソフトカバー); 出版社: WAVE出版 (2008/12/16); 言語 日本語; ISBN-10: 4872903838; ISBN-13: 978-4872903836; 発売日: 2008/12/16

Amazonのページに出てる帯の文字を読んでたら、「ウィキペディア編集合戦、カルテ流出、2ちゃんねるで晒し者・・・ [医師専用サイト]で何が語られていたのか?」と微妙な表現。というのは、前半の3つは、別に医師専用サイトでなくても「医師が集まってたところ」で語られていた情報なのだが、「医師専用サイト」ならばほぼm3を指すと思われる。もし、この本に書いてあることが、単に「医師が集まってたところ」で語られていた情報なのだったら、帯の「医師専用サイト」はウソだし、もしm3の情報が本になっているのなら、m3の掲示板の入り口に書いてあって同意の上で入場するための文言「・掲示板内の情報については、外部に開示しません。」について、誰か破った人がいるということになる。
出版社のサイトでは、

医師が匿名で発言する医師ブログ、医療サイト。そこには、患者には決して言わない不満、グチ、医療政策への批判がうずまいている。医療が叫ばれる中、ネットが「医療のモラル破壊」と「ゆがんだオピニオン形成」を加速している現状を描く!

とあり、何とも言えない。「医師ブログ」ならオープンスペースだし、「医療サイト」ならクローズドの匂いがする。
そんなわけで、明後日発売らしいこの本、読んだ方の情報プリーズです。