予定通りの暴走
発売中止?と発売予定 - S.Y.’s Blogでご紹介した書籍「ネットで暴走する医師たち」ですが、予定通り暴走した内容のようです。予想していた通り、m3の内容が漏えいしたようです。某所に出ていた内容をちょっと引用してみます。
「m3の医師専用掲示板に、ひどいことが書かれている。」
ある医師からこう聞かされて、私は同年10月下旬、このスレッドの書き込みのコピーを入手した。この医師専用掲示板の内容は、会員医師以外の第3者は閲覧できないことになっている。医師だけに向けて書いたつもりの投稿が、こうして第3者の手で一般に公開されることは、投稿者にとってもm3にとっても、不愉快なことだろう。
しかし、m3の医師専用掲示板における議論は、大淀病院事件や後述する大野病院事件など、医療事故や医療制度をめぐる医師側の論調に大きな影響を与えた。しかもそれは、医師の一部にくすぶっていた医療事故被害者、支援者、マスコミなどを敵視する論調を顕在化させ、それをメインストリームに拡大するほどの影響力をもつに至った。
したがって、m3の医師専用掲示板にはどんな書き込みがされているのか、つまり、一般の人(患者)の目の届かないところで、一部の医師(ネット医師たち) がどんな議論をしているのか、その具体的な例として大淀病院事件をめぐる投稿を公にすることは、社会的意義が大きく、倫理的に許されると私は考える。
なんだそうです。なかなか勝手な言い分で、さすが、という感じですが。言論の自由がありますので、好きなことを言って頂いて構わないと思いますが、内容を漏えいさせた会員については、名前晒しあげのうえ退会処分にして頂きたいですな。もしかしたら晒しあげる必要もないほど有名な先生なのかも知れませんが、それならそれで立ち位置がハッキリしてよろしいかと。
しかしだな、大淀病院事件だけでも、膨大な書き込みがあったし、内容を理解するのは医師でも相当大変だぞ。だから、一般人であるところの著者は、理解できそうな情緒的な話だけ切り貼りして、「これだからネット医師はとんでもない」みたいな話を書いてるんだろうと推測しますが、読んだ方の感想希望。