助産所礼賛
今どきお産事情:/1 出産施設、減少の一途 リスクに応じ産院選び - 毎日jp(毎日新聞) 魚拓
妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」の運営団体が07年、ネットを通して妊娠中の189人に聞くと、8人に1人が「産みたいと思った施設で分娩予約ができなかった経験がある」と答えた。
8人中7人が希望の施設に行けていることが幸せだとは思わないのかな。
◆記者の体験
◇「自然」にこだわって昨年1月、自宅(横浜市)の近所の産院で妊娠の確定診断を受けた。待合室で9月の分娩予約が迫る掲示が目に入った。焦ったが、初産のほぼ全員に、赤ちゃんが生まれやすいように肛門(こうもん)と膣(ちつ)の間を切る会陰(えいん)切開をしていると聞き、予約しなかった。
陣痛促進剤の投与などのない「自然なお産」にこだわった。特に興味を持っていたのが、ぬるま湯の中で産む水中出産だ。痛みが和らぎ、リラックスしやすいという。水中出産できる神奈川県の施設を探すと、その数は片手で足りた。自宅から最も近かったのが、バスで約30分の豊倉助産院(同市)だ。
3月中旬、夫と見学に訪れた。豊倉節子院長(61)は「『お産だけ自然に』というのは無理。食事や運動などで体を整える必要がある」と語った。出産時の夫の立ち会いや母乳育児などもかなうと知り、その場で分娩を申し込んだ。
無事出産したが、希望を最大限受け入れてくれる施設との出合いは幸運だった。【須田桃子】
まあ、微笑ましい記事だな。マスコミの方々の出産が、このように助産院に行って頂けると、産科は喜ぶかも知れませんね。その経験を声高に記事にするのはどうかとは思わんでもないが。