本当に必要なもの

最近知り合いになった研究者の方の話。学部学生を指導していて、その学生(複数名)が彼の学部の修士課程に合格したもんで、お祝いに食事に連れて行ったということだ。
彼にしろ私にしろ、こういうトシになると、多少高くてもいいから美味しいものを食べたいというものだ。そんなわけで、彼は学生をちょっといいレストランに連れていったらしい。コース料理を食べて、研究室への帰り道、学生がコンビニに寄って、菓子パンなんかを食べてたらしい。それをみて愕然としたという。
「量が足りないのか・・・」
デザート付きのコース料理の後で、菓子パンを食べるなんて、余韻もあったもんだじゃない。まあ学生も多少はボスに気を使ってさ、少なくとも目の前で菓子パンを食べるなよ、とは思うが。質より量であることを思い知ったその研究者の方のために、ラボの近所にある学生向けの質より量な店を紹介しておきました。