阿修羅展いってきました

巷で話題の「国宝 阿修羅展」に行ってきました。東京の時に行けなかったので、九州国立博物館の方に行きました。つーか奈良の興福寺の阿修羅なんだから、奈良にいらっしゃる時に行け、と言われればそれまでですが、やはりブームには乗っておこうと思って。
行ったら、1時間待ちでしたよ。お前らどんだけ阿修羅好きなんだよ。イカシタ兄ちゃんキレイな姉ちゃん爺さん婆さん家族連れ、結構バラエティーに富んだ客層ですた。案外若い人も多いので、日本もまだまんざら捨てたもんではないな、と思ったり。
通路のポスターは、「国宝 阿修羅展 (阿修羅の写真) アシュラと逢う。」とかいうコピーなんですが、建物に入るまでの間に外のテントで延々並び、博物館内でも並び、ようやく三階の入り口に着くと、そこには大きな阿修羅の看板があり、そこのコピーは「国宝 阿修羅展 (阿修羅の写真) やっと アシュラに逢える。」と多少アレンジされているところにセンスを感じますな。
館内は撮影禁止。なので入り口(兼出口)の大看板の前で写真を撮る人多し。出口にはグッズ販売もあって、阿修羅Tシャツ購入しました。
一つ一つの展示についてのコメントは割愛しますが、釈迦如来像の頭部が、最近の研究でどうも運慶の作らしいことが分かったとか、でも付属の仏手は親指の付け根の部分のふくよかさに欠けるので運慶の作とは言いきれないとか、マニアックな説明がグッド。興福寺の歴史のところでは、火災が起こる度に僧たちが必死に仏像を運び出していたのに、平重衡による焼き討ち(治承4年(1180)12月28日)はそれをも許さないくらい早く徹底的であったため、仏像の一部を運び出すのがやっとで、僧侶も多数焼死したとか。そんなバチ当たりなことをしたら、そりゃ平氏は滅びるわ、と思ってみたり。
帰りがけに、実は本来の目的である太宰府天満宮にお参りして、お守りを大量に購入して彼の地を後にしたのでした。その後、Apple Store Fukuoka Tenjinにもお参りしてきました。