そういう組織。

大阪府知事が、失礼なメールを出した府職員を注意した話。
「物言いが逸脱」橋下知事が批判メールの職員に厳重注意：社会：スポーツ報知　魚拓
橋下府知事ブチ切れた！不遜メール職員に処分（スポーツ報知） - Yahoo!ニュース　魚拓
まあスポーツ紙ばっかりなんですけどね。

　橋下知事は職員にメールアドレスを公開し、批判も含め意見を歓迎してきたが、メールの内容を原因に職員を厳重注意にするのは初めて。今回の措置は「物言いが逸脱しているため」とするが、処分基準は明確に示されておらず、関係者からは「自由に意見ができなくなる」との声もあり、議論を呼びそうだ。

「自由に意見」するというのは、どんな言い方をしてもいいということではないということがわからない組織だと、こういうシステムは成立しないということがよく分かりますね。この職員だけかも知れないですが、大阪府職員全体の民度が低そうに思われてしまうと、まじめな他の職員が迷惑ですな。
民間企業と比べる人も多いですが、役所の場合は、知事は市民に選ばれていて、職員はその市民の税金で雇われているわけですから、民間企業のトップと社員の関係よりもむしろもっと激しい上下関係のような気もしますが、該当職員はかなりユルイ感覚の持ち主のようで。

　これに、知事は敏感に反応。同日夜、同職員に「上司に対する物言いを考えること」「その非常識さを改めること」と注意し「言い分があるのであれば、知事室に来るように」と返信した。すると、５日に職員から「知事室にお呼びとあらば、公務をどけてでもお邪魔いたします」と“応戦”する再返信があった。

　怒りの火に油を注がれた知事は、処分を検討するよう人事担当者に指示。不適切メールを送ったことが府職員として自覚に欠け、服務規律に違反するとして、職員と所属長が厳重注意処分を受けた。職員は深く反省しているという。

それはどうかな。