ワーグナー・管弦楽曲集

勉強用に購入。

ワーグナー:序曲&行進曲集(ポーランド/インペリアル・マーチ/他)

内容紹介
あのワーグナーもこんな曲を書いていた!ってな具合の「機会系・愛国系」珍曲・秘曲集です。チャイコフスキーの「1812年」などに代表されるように、コノ手の作品は旋律の引用満載、ゴージャスなオーケストレーションとなるのが通例ですが、ワーグナー作品もお約束どおり、そういった恥ずかしいくらいにノーテンキな音楽となっています。しかし流石というべきか、晩年に書かれた「アメリカ独立100周年行進曲」や「皇帝行進曲」では、オーケストラの響きからワーグナーらしい筆致を聴き取ることができ、特に後者の対位法の扱いやレガートでベタベタに歌う弦楽器の用法から、「マイスタージンガー前奏曲」あたりの木霊が聴こえるかも!?

「ノーテンキに彩られた愛国的秘曲集」と書かれたパッケージの帯のコピーが秀逸。