ギネ〜産婦人科の女たち〜 第8話

最近は全然見てなかったのだが、移動の飛行機の中でヒマだろうと思って、第8話、最終回の1回前を録画してディスクに焼いて持っていった。で、帰りの機内で見てたのだが、
最悪だな。
中途半端な専門用語の羅列。監修の先生方が頑張っていらっしゃるから言葉遣いに間違いはないけどさ、物語と噛みあってないんだよな。藤原紀香演じる柊医師の暴走ぶりもありえない。コメディードラマならこれもありかと思うけど、一応シリアスドラマだろ? なんか現場の先生たちにすごく迷惑な作りのような気がする。
同時に機内で「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」のメイキングを観ていたのだが、音楽監修の茂木先生が、「プロから見てもあまり違和感のない(原作と)ドラマ」というようなコメントをされてました。茂木先生の言葉を100%受け取ることはできないかとは思いますが、この「ギネ」に関して、「産婦人科医から見てもあまり違和感のないドラマ」というコメントはお世辞にもあまり聞こえてこないと思いますね。まあ、産婦人科医は忙しすぎてドラマを見てない人の方が多いのかも知れませんが。
次回で最終回とのこと。早く終わった方がいいと思います。
<追記>で、このあいだで終わったみたいですね。最終回の最後に、「このドラマはフィクションです」って字幕出て、思わず「当たり前だ!」とツッコんでしまいましたよ。相変わらず紀香医師は勤務を続けているみたいですが、聞いた話では、監修の中の人でさえ、現実にあんな医師がいたら迷わずクビにするとのことらしい。
しかしだな、実際問題、ヤブでも戦力に数えねばならないほど人材としては枯渇しているので、迷わずクビにできるかと言われたら難しいかもな。