医療訴訟の「そこが知りたい」―注目判例に学ぶ医療トラブル回避術

医療訴訟の「そこが知りたい」―注目判例に学ぶ医療トラブル回避術
「日経メディカル」に好評連載中の『医療訴訟の「そこが知りたい」』が1冊の本になりました。
横浜市立大・患者取り違え事件」「都立広尾病院事件」「川崎協同病院事件」「杏林大・割りばし事件」「福島県大野病院事件」・・・などこの10年の主要な医療裁判を網羅。判例を詳説し、深刻化する医療訴訟への対応策を伝授します。

医療訴訟のトレンドは、医師・患者関係の移り変わり、医療技術の変遷、医療提供体制の変化などの影響を受け、刻々と変わっていきます。2000年代は患者の権利意識の高まりなどにより医療機関の訴訟リスクが増大し、それが現在の医療崩壊の一因となりました。

本書は、数多くの医事紛争にかかわってきた経験豊富な弁護士7人が、47例に上る判例を詳しく解説、この10年の医療訴訟のトレンドや紛争への対応策を探りました。さらに、今後普及が期待される裁判外紛争解決(ADR)についても解説。訴訟リスクが深刻化する中、その予防策を考えるヒントが満載です。

Yosyan先生のブログとかでも相当詳しい解説と検討がされているし、結構な量の情報がすでに無料でWebから手に入るこのご時勢、それ以上の内容が書籍に含まれるんだったら買って読んでみてもいいかと思うんだが、実際のところどうなんでしょ。「経験豊富な弁護士7人」の情報だからやっぱり一読の価値はあるんだろうな。