見たことないのかな。

遺棄胎児は「猫」だった…お騒がせ愛知署謝罪 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース 魚拓

体長は約7センチで、同署は確認を求めた産婦人科医師から「妊娠3〜4か月目の人間の胎児」との見解を得たため、死体遺棄の疑いもあるとみて調べていた。

体長7cmっていうと、結構大きい。もう4ヶ月でもいいと思うのだが、それくらいの週数なら、人間ならそれと分かるのだが、ヒトの胎児とネコの胎児を両方見たことのある人は少ないだろうから、間違えるのもやむを得ないと上記の記事だけ読めば思うが、次の記事を読むと多少印象は変わる。
トイレに胎児遺体…ニャンと猫だった - 社会ニュース : nikkansports.com 魚拓

 同日午前、産婦人科の医師に確認すると「妊娠3〜4カ月目の人間の胎児で間違いない」。それでも同署の検視官は「この形状の死体は人間なのか?」と疑念を持っていた。なぜなら、この胎児のようなものには、尾と思われる部位が下半身にあったからだ。
 同署では、くどいと思いながらも、5日夜に同じ産婦人科医師に再度、確認をしてもらうと「人間の胎児でも尾のようなものはある。100%人間だ」との返答を得たという。

人間の胎児でも尾のようなものはあるが、それは頭殿長が3cmくらいになったら消失するので、本件の体長7cmの遺体に尾があったらおかしいだろう。まあ、同じ産婦人科医に聞いたのが間違いなのかも知れないが。

 翌6日、解剖する予定だったが、検視官は気になっていた。「この尾のようなものは本当に何だろう」。そこで、解剖前に血液検査をした。人、ブタ、犬、猫の血液検査薬があった。人ではなかった。ブタ、犬も違った。猫で反応し、死体は猫の胎児であったことが判明した。

検視官good jobである。