小澤征爾 指揮者を語る (100年インタビュー)

小澤征爾 指揮者を語る (100年インタビュー)
各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント番組「100年インタビュー」(NHKBSプレミアムで放送中)。指揮者の小澤征爾氏をNHK有働由美子アナウンサーがウィーン国立歌劇場に訪ねてインタビューを行なった。本書は、番組で語られた珠玉の言葉を単行本したもの。
もとはピアノを勉強していたが、中学時代ラグビーで手をケガをしたため、のちのサイトウ・キネン・オーケストラにつながる恩師斎藤秀雄に指揮を学ぶ。海外の指揮者の演奏に衝撃を受け、貨物船に一人だけ客として乗せてもらい渡仏。ブザンソンの国際指揮者コンクールでいきなり1位を獲得するが、仕事が来ずに帰国を迷う。パリに来ていた作家の井上靖に励まされて思いとどまり、その後カラヤンバーンスタインに師事。
名だたるオーケストラの音楽監督に次々と就任し、世界の小澤となるまで。そして日本人が西洋音楽を理解するとは?いい指揮者とは何か、を語る。

2009年放送の番組の書籍化。DVDも出てたのは知らんかった。