鉄道が変えた社寺参詣―初詣は鉄道とともに生まれ育った (交通新聞社新書)

鉄道が変えた社寺参詣―初詣は鉄道とともに生まれ育った (交通新聞社新書)
日本人にとって最もメジャーかつ“伝統的”な年中行事「初詣」は、意外にも新しい行事だった…?!そしてその誕生の裏には、近代化のなかで変化する人々の生活スタイルと、鉄道の開業・発展、そして熾烈な集客競争があった―“社寺参詣のために敷設された鉄道は多い”という語り方で語られてきた「鉄道と社寺参詣」の関係に一石を投じ、綿密な史料調査をもとに通時的に解き明かす、鉄道史・民俗学を結ぶ画期的な一冊。

視点が面白い。