地下鉄誕生―早川徳次と五島慶太の攻防 (交通新聞社新書)

地下鉄誕生―早川徳次と五島慶太の攻防 (交通新聞社新書)
東京で地下鉄を走らせたい―誰もが絵空事だと相手にしなかった壮大な夢を、驚異的な行動力と粘りで、苦闘の末に実現させた“地下鉄の父”早川徳次。浅草~上野間開業日には10万人が乗車、1時間待ちの行列ができる熱狂ぶりとなった。だがその先には“電鉄王”五島慶太との「新橋駅の境界壁」をめぐる壮絶な闘いが待っていた―。宿命のライバルとの激しい意地のぶつかり合いはやがて、根津嘉一郎大倉喜七郎佐藤栄作といった大物政財界人も巻き込む抗争へ…果たして、食われるのはどっちか。

交通新聞社新書の本はどうも興味深いのが多くて困る。