やっとその発想が。

ちょっと古い記事で恐縮ですが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000166-kyodo-soci

医師に過失なくても補償 医師会が救済制度を提唱
 日本医師会は、出産時に子どもが障害を負った場合など、医師に過失がなくても患者に補償する「無過失補償制度」の創設を近く提言する。医療事故に対する救済制度として、国などに働き掛けていく方針だ。
 医療保険などから補償金を拠出する仕組みで、障害児を安心して育てるための環境整備という少子化対策に加え、訴訟が多いことも要因とされる産科の医師不足を解消する狙いがある。
 補償制度が当面対象とするのは、医療側に過失がなくても、出産時の予期できないトラブルにより新生児に脳性まひが残ったケースなど。補償金は医療保険からの拠出や医師、出産する親の負担金でつくる300億−500億円程度の基金から出したいとしている。(共同通信) - 1月11日17時38分更新

やっとこういう発想が出てきたことはいいことだと思う。別に、責任を逃れたいワケじゃないけどね。無用な訴訟と間違った判決が多少減るでしょう。脳性まひなんかは、全部出産時の産科医の責任みたいに言われることが多いからね。
誰がお金を出すのかが次の問題だと思うが。でも、圧倒的に産科が多いから、他科のお医者さんは負担したいとは思わないだろうなぁ。もしくは、産科医が妙に掛金高いとか、そういうことになるんだろうな。>それってアメリカ的。でも、アメリカは医者の給料がメチャメチャ高くて、んで保険料もメチャメチャ高い。日本は、給料はそんなに高くないが、保険料も高くない。どっちがいいのかな。