後手後手

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060120-00000018-mai-soci

<東大教授>RNA論文のねつ造可能性認める 辞職は否定
 東京大大学院工学研究科の多比良和誠(たいらかずなり)教授は19日、毎日新聞の取材に応じ、英科学誌「ネイチャー」などに発表したRNA(リボ核酸)の遺伝子制御に関する論文について「実験データが改ざんやねつ造された可能性は否定できない」と不正疑惑を認めた。しかし、「実験は助手が担当しており、研究室ぐるみのことではない」と自身に辞職する考えのないことを示した。
 多比良教授らは、同研究科から再実験などを求められていた4件の論文のうち、03年2月に専門誌に発表した論文について、当時実験を行った助手と外部の研究機関に再実験を指示した。助手の実験は論文通りとなったが、外部の研究機関の結果は異なった。助手に第三者立ち会いによる実験を求めたが、拒否されたという。
 多比良教授は「指導教官としての責任は痛感している。助手は10年来の付き合いで信頼していたが、ここ数日のやり取りで疑わざるを得ない状況になった。大学の処分結果を待ちたい」と話している。
 同研究科が設置した調査委員会は、来週中に「再現性はなかった」などとする結論を小宮山宏学長に報告する予定。【佐藤岳幸、山本建】(毎日新聞) - 1月20日3時8分更新

そろそろ「ゴメンナサイ」した方がいいんじゃないかと思ってもみたり。韓国の教授もそうだけど、エラくなると、過ちを認めることができなくなっていくんだな。私自身はエラいわけではないが、常に過ちを認める態度にあるか、自省したい。