例の県の事情その後

福島民報
まだ医療ミスって書いてるよ、この地方紙。
mariboo's blog: もうすぐ発売ですねこちらでも取り上げられてます。
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000603030004
さあ、医療崩壊と医師たちが自らの身を守る戦い、始まりましたね。この教授もいい仕事してますよ。この波は、全国へ広がるのだろうか。

産婦人科11日から休診/「医師不足で派遣困難に」/医療ミスの大野病院
 大熊町の県立大野病院の産婦人科医が医療過誤で逮捕された事件を受け、同病院は1日までに、産婦人科を11日から休診とすることを決めた。
 病院によると、先月18日に医師が逮捕されて以降、県立福島医大の複数の医師が1―2日交代の非常勤体制で診療に当たってきたが、医大側から「医師不足のためやりくりができず、これ以上の派遣継続は難しい」との連絡があったという。(福島民報

産婦人科医 派遣中止へ
 県立医大の産科婦人科学講座は、産婦人科医を派遣している県立病院4院のうち3病院に対し、派遣を取りやめる方針を決め、2日までに県病院局に申し出た。先月18日に医師が逮捕された県立大野病院では今月11日から、産婦人科医の派遣をとりやめる。事故の背景に産婦人科医の不足が指摘されており、逮捕が直接の引き金になったものと見られる。
 県立三春病院と県立会津総合病院では、派遣取りやめの日程は決まっていないが、夏ごろまでにやめるという。一方、交通の便が悪く冬場は孤立しやすい南会津病院では産婦人科医を2人に増やすという。
 県立医大では、所属する産婦人科医を県立病院に派遣していた。しかし「帝王切開手術などにおける患者の安全性や医師の労力などを考えると、1人医師体制のまま続けるのは限界」としており、先週、正式に県に申し入れたという。昨年から大学内で、医師派遣の集約化は課題となっていた。
 この結果、県内九つの県立病院で産婦人科があるのは南会津病院だけになる。
 大野病院の産科医が逮捕された後、県立医大は医師を交代で同病院に派遣していた。