医者の相場

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000034-mailo-l24
それだけ出さないともう来ないってこと。困惑するんだったらやめとけば。いらないでしょ、産婦人科医。報道の仕方に悪意を感じる。値段が出たら、この医師も働きにくかろうに。いじめたら、特に辞められない事情でも無い限り、すぐ辞めちゃうよ。
私なら、5000万積まれても、多分行かない。それだったら、2000万で3人とかの方がずっといいだろう。人がいれば、の話だけど。

尾鷲総合病院:やっと確保の産婦人科医、報酬5520万円 市民は“困惑” /三重
 ◇平均の3倍「チームワーク心配」
 医師不足に悩む尾鷲市が独自に確保し、昨年9月から市立尾鷲総合病院に招いている産婦人科医の年間報酬が5520万円に上ることが7日までに分かった。同病院の医師の平均給与は約1500万円。その3倍以上の破格な報酬に市民からは「産婦人科医の存続は有り難いが、市の財政事情から考えると高額すぎるのでは」と困惑する声も出ている。
 6日に開かれた尾鷲市議会の一般質問で、小倉益男・同病院事務長が、産婦人科医の報酬について「年間契約の顧問料として5520万円」と答えた。
 同病院の産婦人科医は、三重大学医学部付属病院から派遣されていたが、付属病院の医師不足に伴い、昨年7月以降、派遣がストップ、常勤の医師がいなくなった。これを受け、市民団体が同科の存続を願う活動を展開、6万人を超す署名を集め、三重大と県に陳情した。しかし、派遣は再開されず、市独自で探した結果、津市の開業医が9月から来てくれることになった。
 伊藤允久尾鷲市長は、今回の待遇について、開業医を閉めて来てもらう特別な事情や本人の希望なども考慮して決めたという。
 これに対し、市民団体のメンバーの一人、高田大礼・尾鷲自治連合会長は「他の医師とあまりにも格差があると医師のチームワークが乱れるのでは」と心配する。また、存続を願う署名をしたという市内の主婦(36)は「お金優先のように思えて悲しい」と話し、市内の別の主婦(61)は「医師の受け入れはお金だけの問題ではない。医療過疎地ではいかに医師を大事にし、育てていくかが重要。今回の報酬問題は、医師を思いやる市民の気持ちも問われている」と話した。【七見憲一】(毎日新聞) - 3月8日11時2分更新