まずは離島から

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060404-00000115-yom-soci
もう誰にも止められない。
「家族の病気で」となっているけど、他紙では「母が倒れて」とか具体的に書いてあったけど、ホントなのかな、というのが正直な感想。ここ数ヶ月の流れで、離島に一人医長ってのはハイリスクだ、と思っても不思議は無いと思うが。
募集すると集まってくる医師の方々、地域に変に同情して一人医長で赴任するのは辞めて下さいね。御自分の体を心配して下さい。

お産をどうする!島根・隠岐諸島に産科医派遣打ち切り
 島根県隠岐諸島で今月中旬からお産を扱う病院がなくなることが分かった。
 公立隠岐病院(隠岐の島町、笠木重人院長)に産婦人科医を派遣してきた県立中央病院(出雲市)が派遣を打ち切るため。中央病院の医師が今後、週1、2回、往診するが、妊婦は松江市などに渡って出産に備えなければならず、隠岐の島町隠岐病院は4日、妊婦や家族を集めて説明会を開いた。
 隠岐諸島の人口は約2万3000人。隠岐病院では、年間約130件の出産があり、島根大などから医師が赴任していた。しかし、人手不足で一昨年9月、島根大が派遣をやめ、中央病院も先月、派遣中止を決めた。この間、町と隠岐病院は医師を探し、関西在住の医師の赴任が内定していたが、家族の病気で着任は当分不可能になった。
 同病院には約60人の妊婦が通院しており、この日の説明会で笠木院長は「予定日1か月前には島外へ移っていただきたい。申し訳ない」と陳謝し、交通費の支援などの検討を約束した。5月に2人目の出産を控えている主婦(29)は「島を離れて出産するのは心細い」と困惑していた。
 産婦人科医は全国的に不足気味で、厚生労働省は「医師不足の改善は容易ではない。行政や大学、医師会で話し合っていくしかない」としている。(読売新聞) - 4月5日3時6分更新