分娩約款、とか

いろんなブログを見てると、患者サイドの意見として、数万例に1例の合併症でも説明しておかないと起こったときに「何で説明しなかった」とか言われるらしい。

とか作ってもらって、生命保険の約款くらいメチャメチャ細かい字のやつで何ページにもわたるのを妊婦さんに手渡して、んでサインしなきゃ分娩できない、みたいな時代がきそうな予感。ちなみに、不動産契約とかだと、もう決まった定型の文書があるみたいだし、マンション管理規約とかでも雛型があるみたいだし、そういったものに準じたものを作成してはどうだろう。
人間はモノじゃないんだから、そういうモノ売りの契約書と一緒にしてもらうのはどうか、という意見もあるだろうが、現実的に、一般の人が、「病気が治らないのは医療ミス」とか、「お産は絶対に安全」とか、あり得ない幻想を抱いているので、やっぱりここはきっちりしなきゃいけないんじゃないかと。そこらへんがなあなあで何とかなっていた20年前くらいだったら問題なかったかもしれないけどね。