とりごろうウォッチング2

あまりに面白いので、まだ読み続けているよ。
今度、感心したのは、6月8日のコメント欄。整形A先生のおことば。

 医療に詳しい非医療者の意見を伺うと、必ずこういう話になります。
  「行政もマスコミも、国民にも責任があり反省すべき点がある。だが医師も・・・。」
これは、前の方はいわば枕詞みたいなもので、形式的につけているだけではありませんか。やはり本音は「医師も」の方でしょう。
<中略、周産期死亡率の改善を具体的数値で示している>
 産科だけでなく現場の、とりわけ病院勤務医はもうやれることはすべてやっています。もっと患者の話を聞く?もっとICに時間を割く?新たな医療システムの構築?学会や医師会に働きかける?現在の勤務医にそんな時間がいったいどこにあるというのでしょうか。
 いささか極論になりますが僕の考えでは、既に医師の側は果たすべき責任は果たしているし、反省すべき点は反省していると思います。もちろん問題がまだないわけではありませんが、現在の医療のおかれている環境の中では相当程度やっています。少なくとも、非医師の方々よりは圧倒的にしています。
 今度は、医師の側ではない。行政、マスコミ、国民の側が自らの責任を考え、反省する番だと思います。

ブラボー! ブラボー! と、感動するのは多分医師だけだけど。こんな風に言ってみたい。
沢山の文章がコメントとして載っていて、それも結構長文のものが多いんだけど、医師らしき人が書いたものは、しっかりとまとまった内容のものが多い。管理者の文章と比べるとよくわかる。医師たちって、実はすごくアタマいいんじゃないか、と感動するshy1221なのであった。ああ、あんな文章が書けるようになりたい・・・