バルトの楽園

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先日観てきた。よく出来た映画とは思うが、もう少し盛り上げようがあったのでは?
泣けるポイントもいくつかあったが、全体として、「その時歴史が動いた」等々のテレビの歴史番組に使われる再現ドラマの域を出ないような。「第九」の演奏は、男性のみで行ったとのことだったので、音に女声が入ってたりしたらどうしようかと思ったが、それは大丈夫だったみたいだ。最後にカラヤンベルリンフィル「第九」の音・映像がエンドロールで流れたが、映画との関係は意味不明。パンフレットにも、「カラヤンの音がスクリーンに蘇る!」みたいに大書されていたが、映画とは何の関係もないだろう。思うに、著作権関係をクリアして映画に使うことが出来たのがウレシイのかも知れないが、だったら日本第九初演の地を記念して長野五輪の時に行われた小澤征爾指揮鳴門第九演奏会*1の映像でも使ってくれよ、と思う。
音楽好き・日本人のいいところ好きな人にはオススメ。私は楽しく観させて頂きましたよ。

*1:平成10年1月28日(水)。この演奏会、聴きに行ったので思い入れもあるんだな。