客商売

留学がらみでいろんなところに電話をする機会が増え、カスタマーサービスと話をするチャンスを多く持ったせいで、違いが感じられることだよ。
あらかたは、海外に行くので契約解除、というパターンなのだが、その対応もいろいろ分かれるところだ。例えば、某衛星放送などは、「1年ほど不在にするが契約をどうしたらよいか」と聞いたら、「チャンネル契約は全部外して、基本料金月410円だけ残して頂ければそのままでよい」とおっしゃる。月400円くらいだったらいいか、と思わせるし、キッチリ解約して帰国後また契約となるとかなり面倒、というこちらのメリットもあり、結果的に商売上手でもあるのだが、これはいい対応のうちに入るだろう。
某インターネット証券会社などは、オペレーターの女性がイケテない。多分、派遣なんだろうな。まず、質問ごとに、担当者に聞きに行くからしばし待て、という。んで、「1年ほど海外に移住し、住民票も無くなるが契約をどうしたらよいか」と聞くと、「当社では口座閉鎖ということになる」と。それは想定通りの答えなのだが、「持っている株式はどうするのか」と聞くと、「ちょっとお待ち下さい」。・・・何で、最初の質問に関連する事項をまとめて聞いてこないんだよ・・・んで、揚げ句の果てには、「海外での取り引き可能な他の証券会社でお取引きを続けることも可能です」などとおっしゃる。をいをい、海外からの取引は税制面・該当国内法の関係で違法となる恐れがあるから、そんなこと言ってはいかんだろう・・・頼むよ・・・
結局、株式は、株券として発行して手元におくことになる。一年間塩漬けにしておいて、帰国後、また株式取引を再開しようかとは思うが、この証券会社だけは絶対に選ばない、と心に決めた。

<付記>
常任代理人契約とやらを結べば、海外居住者でも国内株式取引が可能な会社もあるらしい。まあ何にせよインターネット取引の場合はイカンらしい。何だかよくわからん。