冥王星、終了。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060824-00000122-mai-soci
別に拘っているわけではないのだが。
教科書を書き換えたり、大変だよな。占いの人が一番困る、という話もなくはない。昨日も取り上げたホルストの「惑星」の運命やいかに。結局ホルスト原典版が正しいということになるんだろうな。

<太陽系惑星>冥王星を除外 賛成多数で最終案採択 IAU
 チェコプラハで総会を開いている国際天文学連合(IAU)は最終日の24日、全体会議で惑星の定義案を議決、冥王星を惑星から外す最終案を賛成多数で採択した。これにより、太陽系の惑星数は現在の9個から8個となる。全体会議に出席した数百人の科学者全員が投票し、歴史的問題の決着を図った。
 可決された定義は、太陽系惑星を(1)自らの重力で球状となる(2)太陽を周回する(3)軌道周辺で、圧倒的に支配的な天体――と定義した。水星から海王星までの八つが惑星となる。軌道周辺に同規模の天体があり、3番目の条件を満たさない冥王星は惑星から外れた。
 冥王星を惑星として存続させる主張も根強く、水星から海王星までの八つを「古典的惑星」とする一方、自らの重力で球状となるが、軌道周辺で圧倒的ではない天体を惑星の一種の「矮(わい)惑星」と位置づけることで、冥王星を惑星の地位にとどめる対案も提出されたが、否決された。
 この日の採決では、IAUの会員の研究者らがそれぞれ1票の投票権を持ち、黄色い札を上げて意思を表示した。
 観測技術の進歩で冥王星周辺で新天体の発見が相次ぎ、「惑星とは何か」を巡る議論が盛んになったため、IAUは2年前に惑星の定義づくりを始めた。惑星を専門とする天文学者には最終案支持が多かったが、冥王星の社会的認知度を重視する人々など、他分野の専門家にはさまざまな見解があり、複数の案を提示して決着を図った。(毎日新聞) - 8月24日23時52分更新