うまくいっているうちは

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000069-mailo-l07
このシステムも始まったみたいで。
手術が成功したらしいからいいけど、手術が失敗したら、そのまま警察へ送り届けられたりして。っていうか、手術成功って、誰がどの時点で判断するんだよ。術後の合併症で死んだりしたら、それでも社会は成功と判断するのか? テレビとかであるけど、手術が終わったところで、患者さんの家族の前に医師が出てきて、「成功しました」っていうシーンを世間の人々は想定してるんだろうが、少なくとも私は、そこで「成功しました」っていうのは胡散臭いものを感じるな。私はいつも、「想定外の事態も起こらず、予定通り終了しました。術後の合併症もありますので、慎重に経過を診ていきたいと思います」みたいに言っていたけどね。
ところで、これは福島のシステムだったような気がするが、リレーを引き継いだ山形県警は、了解してるのかな?

医大:医師をパトカーで搬送 県警と協力、第1号 /福島
 山形県米沢市立病院から心臓血管外科医の応援依頼を受けた県立医大が14日、県警に医師の緊急搬送を要請し、県警がパトカーで医師を山形県境まで送った。今年6月、パトカーでの先導や搬送を行う協力体制を医大と県警が確認しており、適用第1号となった。
 県警によると、米沢市立病院で腹部の手術中だった70歳代の女性に、追加の血管手術が必要になったと連絡を受けた県立医大は同日午後2時35分ごろ、110番で医師の緊急搬送を県警に要請した。3時10分ごろ、交通機動隊福島分駐隊のパトカーが県立医大に到着。医師を乗せ、約35キロ離れた山形県境の栗子峠まで緊急走行した。
 峠で待機していた山形県警のパトカーに乗り換え、医師は同3時55分ごろに病院に到着。手術は成功したという。
 要請した県立医大の横山斉・心臓血管外科部長は「連携もスムーズだった。医師が自分の運転で行ったら時間がかかっていただろう」と評価した。県警地域安全課の斎藤昇次席は「医師不足にも対応できる可能性がある。要請があればいつでも協力し、機動力を発揮したい」と話していた。(毎日新聞) - 9月15日13時1分更新