オープニングテーマについて

御存知の通り、オープニングテーマはベートーベンの交響曲第7番。人気ドラマは主題歌が売れるというが、下の記事で取り上げたように、クラシックでも売れてしまうらしい。日本は不思議な国だ。
で、ベートーベンの7番もそろそろ耳に馴染んできたころで、過敏な人は曲が流れただけで涙ぐむという反応もみられそうだ。冬ソナの時には「始めから今まで」の前奏流れただけで涙あふれたもんだ。「のだめ」でも、第3話のオープニングで、ミルヒーが振るとオケが鳴り出し、「これが本当のマエストロなんだ」と千秋の独白があった後、演奏の映像から自然にオープニングタイトルになだれ込むところとか、第4話のSオケ初公演のべー7のシーンで上野樹里にもらい泣き、とか、涙に溢れるポイントはすでにあるよな。私自身は、前にこの曲をアマオケで演奏したときにいい思い出が無くて、以来聴くことも無かったんだが、今回改めて聴いて、やっぱいい曲だよな、と先に挙げたポイントで涙ぐんでいるよ。
次回はいよいよラフマニノフピアノ協奏曲第2番が出てくると思うのだが、これも世間に広めたい曲の一つだよな。エンディングテーマかオープニングテーマか、どっちかを以降ラフマのPコンにしてくれないかなぁ。ちょっとしっとりしすぎかな。ガーシュウィンは、学園祭で使ったら終わりだろ? べー7は、もう一度R☆Sオケで取り上げるんだったら、テーマソングとして残すかなぁ、などと、色々妄想してみる。某巨大掲示板でも軽く論争あったけど、今回のドラマがどういう終わり方をするのかは興味ある。一応、コミックの9巻までということになっているので、日本編で終わるということだ。中途半端にのだめと千秋が夢の共演を果たしたりしないで欲しいが、ドラマの制作陣のこの作品の愛し具合を考えると、そういう原作冒涜みたいなことはしなさそう。R☆Sオケで思い出のべー7を演奏して、この演奏を最後の俺様は留学、みたいなノリで終わるのが平和かな。そしてまたべー7が売れる、と。そのために「のだめオーケストラ」LIVE!のCDを出したワケだな。主題歌の代わりに、クラシックのCDを売るとは、なかなか新しいビジネス形態だが。