好き嫌い

所属しているプロオケ付属の合唱団は、5月の「セヴィリアの理髪師」6月の「ロ短調ミサ」の公演に向け、2演目を並行して練習中。
バッハは、「マタイ受難曲」は大好きなんだけど、「ロ短調ミサ」にはあまりなじみが無い。聴き込めば、好きになるとは思うのだが、ちょっと道のりは遠そうだ。結構、難しいので、指示が英語ってこともあって、練習もストレス。
かたや、「セヴィリアの理髪師」は、典型的なイタリアオペラ。高校生の時から演奏者としても慣れ親しんでいる音楽の作り。指示や注意が英語だろうがなんだろうが、発音だってアメリカ人には負けないぜ。彼ら、「〜zza」(〜ッツァと読むようなところ)とか「〜gna」(〜ニャ、と読む)とか、案外スラっと歌えないんだぜ! と、しょーもない優越感で負け犬の遠吠えをここでしてみる。
まあともかく、私個人は、声もバッハに比べてロッシーニの方がよく出るし、練習時間が過ぎるのも苦にならない。イタリアオペラが好きということはよくわかった。で、バッハも、好きになる素地はあるわけだから、公演までには好きになって歌い込んでおきたいところだが、何か最近忙しいからなぁ。