医師は何を勉強すべきか2

医師は何を勉強すべきか。 - S.Y.’s Blogの続き。訴訟に巻き込まれたら、かなりの時間をその対策に使うもんだし、医師といえども法律の勉強をした方が、みたいな話。実際、法律家の方も出入りする掲示板へ行くと、「医師の方々も法律を勉強されたほうが」みたいな書き込みはしばしば目にする。中途半端に勉強しても、情報量では絶対法律家の専門家の方にはかなわないのに。何を勉強したらいいっちゅうねん。
これは医学も同じ。患者さんに、医学のことを少し勉強された方が、って言っても、情報量が膨大すぎてムリ。患者さんの自己選択権、とか何とか言うけど、「信用できる医師」に丸投げする方がいい結果が得られることが多い。「信用できる医師」に巡り会うまでが一苦労なんだろうけど。その点、業界内では誰が信用出来るってのは情報があるから、そんなに難しくなかったり。これは弁護士さんとかでも同じことなんだろうな。やっぱり、普段から医師と弁護士の友人は必要だな。
医師は法律を勉強するより、医学の勉強をしている方が、かなり社会に貢献すると思うぞ。それを何だかんだ言って脅かしたために、医師が保身のために法律の勉強を本格的にしなきゃならない状況になると、医療どころではなくなると思うんだがなぁ。何かあったら、病院の経営陣が全力で守る、だから医師は医療のことだけ一生懸命やって下さい、それが理想でそういう病院なら多分医師は殺到するだろうけど、現実はそうはうまくいかないわけで。どうしたもんかね。
そんなわけで、私は今も将来も多分あまり役には立たない勉強をし続けるのでありましょう。今はとにかく英語の勉強。