地元枠、僻地枠って

各ブログでいろいろ書いているから、論評についてはそちらを参照して頂くとして、一応、大手の(?)ブログを引用。
2007-05-13
医学部「地域枠」設置で僻地医療派遣医師増員計画は平成の「医専」か 「うちの医学部の地域枠は看護より成績が悪い」医師国家試験に合格できる人員が確保できるのか?: 天漢日乗
私としては、天漢日乗さんの記事にはアンテナ立ちますね。ホントかウソかはともかく、あり得る話で。ちょこっと引用。某巨大掲示板、僻地スレより。

680 卵の名無しさん sage 2007/05/12(土) 20:08:23 GsdIhsaA0
>>679
うちの大学の地域枠、看護科より成績悪いやつが入学してるそうだ。
結局、地域枠→馬鹿ばっかり→卒後国家試験合格できず→医者の数は更に減る。
じゃないか?

まあ看護科にも優秀な人はいるかも知れないが、一般的には医学科の方が難しい。医師国家試験は、そんなにメチャクチャ難しい試験でもないので、普通にやってれば合格できるわけだが、「普通」っていうのが案外難しくて、他人と同じレベル、自分だけ変わったこと(考え)をしない能力だったり。医師国家試験をクリアする能力、医師に要求される能力は、ノーベル賞を獲るような能力(どんな能力だ・・・)とは違って、「単純なことを大量に早く正確にこなす能力」だったりして、これは「受験偏差値」が案外反映してたりする。だから、いわゆる「受験勉強ができる学生」を医学部に入れることは、その後医師国家試験を通って医師になってもらうという目的を考えれば、案外正しいのかも知れない。だから、これまで、医学部の選抜システムというのは合目的的に案外ちゃんと機能してたとも言える。ともかく、今度のこの「僻地枠」もやってみたらいいと思う。案外うまくいくかも知れないし、某巨大掲示板で言うように失敗するかも知れない。で、結果が明らかになったころには、医療は完全崩壊してるし、この政策を提案した議員も官僚も悠々自適で責任のないところにいる、という光景が目に浮かばんでもないが・・・。