今日のツッコミどころ

http://blog.kahoku.co.jp/osansos/2007/05/post_44.html
2日連続のエントリー。いつも燃料をありがとうございます。F県の集約化に関する話題。

中核病院はリスクの高い出産への対応も求められる。産科医だけでなく、小児科医や麻酔科医、外科医らを手厚く確保する必要がある。

この表現はかなり正しい。で、

対する相馬市。立谷秀清市長も「現在の医師数を考えると産科医の集約化は妥当」と認めるが、「診療形態が異なる科を同列に議論するわけにはいかない」と、小児科医と一体的に集約する方針は疑問だという。

この市長さんは、産科と小児科が一緒に集約される方針は疑問だそうな。いろいろな意見があるのは別に構わないが、この件に関しては、一体的に集約しないと意味のない集約になるので、この市長さんの意見はどうかな、と思うけど。まあ確かに、自分のところの病院から、産科も小児科も消えたら痛いよな。次の選挙で落ちるかもしれないし。でもそうやって漫然と1人医長状態を放置してる間に、両方の病院から産科と小児科が絶滅しちゃったりするんで気をつけようね、市長さん。
結局のところ、総論賛成各論反対という日本人特有の思考形態が、集約化の妨げになるんだろうな。ガンバレ東北地方。