みんな必死。

東北地方は熱いなぁ。面積が比較的広いから、集約するのも大変そう。
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 県立胆沢病院:産科、廃止の方針 拠点集約化の選にもれ /岩手
皆さんの期待に反して、えぶりでぃにしては普通の記事。記事の最初の「奥州市水沢区」ってのが耳慣れなくて、どこか別の国の地名かと思ってしまった。一応日本の話。

県立病院の産科医は4月1日現在で24人しかおらず、沿岸と県北に少なくとも一つずつ産科病院を残すと胆沢病院は極めて厳しい。

普通に考えたらそうなんだよな。でも、

相原市長は「胆沢病院の残る産科医1人を北上病院に異動させる計画も水面下で進んでいる。市長として廃止は容認できない」と発言。6月8日に今度は達増拓也知事に産科存続を要望する。議員説明会では「奥州選出の県議、国会議員も総動員し存続を求めるべきだ」と達増知事に強い影響力を持つ小沢一郎民主党代表の力も借りるべきだという意見も出された。

ここでスゴイ発言とパワーが出てくるな。「市長として廃止は容認できない」って言っても、人がいないんだしなぁ。そして、小沢さんまで出てくるの? 政治家が出て来て、産科医が増えるんだったら、もっと政治家に頑張ってもらわんとなぁ。「えいっ!」って小槌を振ったら、24人の医師が48人になるとか。ポケットを叩くとビスケットが二つじゃないんだから。それはポケットの中で割れてるだけか。
以下は記事。

県立胆沢病院:産科、廃止の方針 拠点集約化の選にもれ /岩手

5月17日13時1分配信 毎日新聞

 奥州市水沢区の県立胆沢病院の産科が廃止される方針であることが16日明らかになった。県医療局は厚生労働省の方針に従い、数少ない産科医を拠点病院に集める集約化を進める意向で、胆沢病院が拠点病院の選にもれた形だ。また胆沢病院の産科医3人中2人が6月に退職するのを機に、集約化に先立ち産科休診も検討している。
 県医療局は「どの病院を拠点病院とするかは未定」とするが、県内陸部は県立中央病院(盛岡市)と、NICU(新生児集中治療室)も新設する北上・花巻厚生病院の県立統合病院(北上市・09年春完成予定)が確定的で、昨年4月に完成したばかりの県立磐井病院(一関市)も地理的にも有力だ。県立病院の産科医は4月1日現在で24人しかおらず、沿岸と県北に少なくとも一つずつ産科病院を残すと胆沢病院は極めて厳しい。
 産科医2人の退職が明らかになったため、相原正明・奥州市長が15日に法貴敬・県医療局長に医師確保を要望したところ、逆に「国の方針に従えば県立病院の産科は3もしくは5病院。胆沢病院だけを考えるわけにはいかない」と通告された。この経緯を16日の議員説明会で相原市長が説明し、県の方針が明らかになった。
 相原市長は「胆沢病院の残る産科医1人を北上病院に異動させる計画も水面下で進んでいる。市長として廃止は容認できない」と発言。6月8日に今度は達増拓也知事に産科存続を要望する。議員説明会では「奥州選出の県議、国会議員も総動員し存続を求めるべきだ」と達増知事に強い影響力を持つ小沢一郎民主党代表の力も借りるべきだという意見も出された。
 胆沢病院の06年度の分娩数は551。今年7月以降に約130人が出産予定だったが、すでに病院は妊婦に他の医療機関での出産を要請している。【石川宏】